第四試合:プロレスラー
<前置き>
これは発行部数9000部を誇る夕刊プロレスというメールマガジンに「KING OF SPORTS」というタイトルで不定期連載しているコラムです。ここにアップするように多少の手直しが入る可能性もありますが。
</前置き>
先日飲みに行った帰りの地下鉄の中でのこと。23時半をすぎ、がらがらの車両の真ん中のシートの一番端に一人で座っていると、ある駅を過ぎた頃前の車両からぞろぞろと空席を求めて歩いてきた連中がいた。いかにも体を鍛えてます系の男が3人、私の座っているシートの逆サイドに陣取った。その後からさらにごつい男が二人やってきて、一人は私の斜め前、一人は私の横に座った。すごい体の厚みだ。
それほどでかくないうちの一人が斜め前にもう一人座ってたのだが、その男がECWのTシャツを来ていたため、あぁ、プロレスファンで鍛えてる人なんだな、と思った。が、斜め前の男の顔、どっかで見たことある。人の良さそうなひげ面。そう思って横の男を見ると、金髪を後ろで束ね、ひげをたくわえた派手なかっこ。ん?リッキー・フジ?そう思ってみると、斜め前は保坂?一番遠いとこにいるのは黒田ぢゃん。思い切ってとなりの男に声をかけてみた。
「リッキー・フジさんですか?」
「はい。」
「プロレスファンなんです。」
以上(苦笑)。ファンなんですぅ、とか嘘つくのも嫌だったんで、とりあえず確認したかっただけ。FMWでは冬木軍についでリッキーを応援してるとはいえ、話のネタもなく、握手やサインしてもらう趣味もないんでそれっきり。
でも保坂、黒田はチームゼロ(仮称)で、リッキーはフェニックスぢゃないの?やっぱ昔の女子プロと一緒で、チームが違おうが、ヒールとベビーだろうが、会場でれば関係なしか。
なんて事を書こうと思ったわけではない。長い前置きになったが、昨今プロレスラーが小さくなったと言われる。実際今回も顔を知っていたから判別できたが、知らなければそこらにいるボディビルダーだと思っただろう。私の横に座っていたリッキーは座高が私とたいして変わらなかった。私の足が短いかもしれないが、プロレスラーの尻の厚みを考えるといい勝負だろう。ちなみに私は175cm。勤務先の側にワールドジムがあるんでボディビル系の人をよく見かける。確かに保坂とリッキーは、そこらにいるボディビルダーとは違う、圧倒的に厚みのある体をしていた。が、身長がなく、ごついとは思っても、でかいとはまったく思えなかった。黒田にいたっては、遠めには普通の人だった。
#もっとも降りた後、車窓に見えた横からの姿は、すごい胸の厚さだったが。
私は新日以外の団体を観戦したことがない。難波に通っていた時代には大阪府立体育館で入り待ちとかしたことあるんで、全日の選手は見た事がある。どちらもすでに10年ぐらい前の話だけど、やっぱりみんなでかかった。あぁ、プロレスラーだなぁって思った。誰かが言ってたように、好きだからプロレスをやってますではいけないんじゃないだろうか。自分が好きだからやる、それではマスターベーション。やはりそこらにはいないようなでかい男たちが、とんでもないことをリング上でやる。その瞬間会場は現実世界からはなれ、夢の世界へと変わる。プロレスラーはファンに夢を売るのが商売だ。自分のやりたい事だけやってるやつ、夢を与えられないやつにはプロレスラーの資格がない、そう思う。
#今回の3人がそうだっていってませんからねぇ^^;;;>ファンの皆様
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