第十試合:伝説の終焉
<前置き>
これは発行部数9000部を誇る夕刊プロレスというメールマガジンに「KING OF SPORTS」というタイトルで不定期連載しているコラムです。ここにアップするように多少の手直しが入る可能性もありますが。
</前置き>
始めに。。。心の中でテンカウントゴングと黙祷をささげます。
私は1968年生まれ。あと2ヶ月ちょいで31になる。当然、力道山は伝説の中の存在。最初の記憶は猪木がルスカとやった頃の新日。親父が見てたのを横で見てた、そんな感じ。
中学に入って柔道を始め、その流れからかプロレスを見始めた。長州が維新軍団を結成したころだ。TVの第一試合はタイガーマスクってころ。自分が格闘技を始めたこともあり、ずぶずぶとはまっていきました。格闘技路線からIWGP構想へ移っていくこの時期、私の中でのアントニオ猪木はすでに「伝説」を身にまとっていた。
この頃全日本プロレスの中継は(関西では)土曜日の夕方になっていて、プロレスにはまるにしたがい、部活後、夕食までの間にみるようになった。が・・・疲れた体に当時の全日は子守り歌だった。;
その後、猪木はどんどん「伝説」を生み出していった。それを追いかける中、馬場の「伝説」にも触れるようになった。時折見られる昔の試合、この時期のハンセンやブロディとの試合。
何人かの「伝説」を継ぐものがいた。「伝説」的な強さを誇ったジャンボ鶴田、日本のプロレス界の常識をぶち壊した長州、超人的な強さと人気を持ったタイガーマスク、プロレス/格闘技のあり方を根本から揺るがした前田。が、あるものは病、あるものは違う形での戦線離脱、あるものは体制側へのある意味での寝返りと、真の「伝説」を生み出す前にいなくなった。
先日偶然ジャイアント馬場の特番を見た。それがきっかけで偶然馬場さんのコラムを書いた。そしたら。。。。。。。。。一つの「伝説」が終った。
上記のメンバーの後、本当に「伝説」を生み出したのは大仁田ぐらいだろうか。その大仁田も今は。。。全日の四天王+1(?)、新日の四天王(三銃士+健介)はまだ「伝説」を生み出す気配が感じられない。その下の世代、もしくは他の団体の選手にその気配があるだろうか。
「伝説」に敬意を払い、模倣することで一つの方向性を見出したバトラーツ、そしてタイガーマスクの「伝説」、柔術の無敗「伝説」を叩き潰したアレクサンダー大塚。彼が自分のレスラー人生をかけて挑む新崎人生戦。これを経て、新たなる「伝説」が生まれる事に期待したい。
「伝説」も「夢」も「ドラマ」も「男のロマン」もない、スポーツとしてのプロレスなんかみたくないよ。
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コメント
もう6年ぐらいですか。
早いですねぇ。
って、ここんとこ年に何人も、
往年の名レスラーだったり、私の世代が
はまったレスラーだったり、どんどんと
いなくなってしまってますよね。
つらいなぁ。
投稿: ごるご十三 | 2005年12月 2日 (金) 16時31分