第十三試合:無題
<前置き>
これは発行部数9000部を誇る夕刊プロレスというメールマガジンに「KING OF SPORTS」というタイトルで不定期連載しているコラムです。ここにアップするように多少の手直しが入る可能性もありますが。
</前置き>
まず始めに、4月分の原稿がついに書けなかったことをお詫びします。どたばたしてたり、放送時間がずれたりして、新日の中継ほとんど見られず、見られてもあれ?先週見たぞ?という内容が多かったのも。。。 とにかくドームをはさみ、色々と話題があったにもかかわらず、私の中のテンションがまったくあがらなかったのが一番の原因でしょう。
ハンドルにちなむと記念すべき13回目なんですが、結局今月も強烈なテンションの高まりはない。最近気になったことといえば、「橋本、ウルトラマンガイアに出演」。他に金本、福田らが出てましたね。福田君、新日きて良かったね。なんていいたいわけではなく橋本。脱サラして新日入りを果たした今回のゲストに、「力だけでは本当の強さではない」なんてことを言う。うーん、そんなこと言える立場か?体型も(その時は)変わってないし。もちろん橋本が考えたセリフではないのだが、橋本が説教していたセリフ、そのまま橋本に返してやりたいとこでした。
次に蝶野。日本一のヒールが、新日最強のヒール、ドン・フライを味方につけた。これは心強い。後は天山だな。どう考えても武藤はやはりベビーフェース。当然といえば当然だが、今のnWoはヒール軍団ではなくなっている。もちろん、小島はキャラ的にそれでもいいが、天山、そしてヒロ斎藤にはヒールの方がにあうと思うぞ。ライバル(?)冬木がちゃくちゃくとFMWを制覇し、インディーからの脱却を進めつつある今、蝶野の更なる飛躍を期待したいところ。
最後に武藤。天龍戦は凄かった。王者としての受けと挑戦者としての厳しい攻め、武藤はその両方を繰り出した。天龍もミスタープロレス(笑) として武藤の攻めを受けきり、かつとんでもない技を繰り出してくれた。少し前の蝶野の解説を聞いてプロレスの見方が変わってきた。プロレスというのは相手の体力を削りあうものだと思ってたのだが、もっと心理的なものだったのだと。交互に自分の時間帯を有し、技を繰り出して相手の精神力を削って行く。時には受けつづけて、それでも立ち上がる。そうすることによって、攻めていたほうが体力的にではなく、精神的に攻め疲れする。まだ立つのか、と。時には意表を突く行動し、時には相手の技を叩き潰す。そうやって相手の精神力を奪い取り、「あぁ、だめだ」、そう思わせた者が勝つのだ。そうやって考えるとアメリカのプロレスも納得いく。必殺技を出させるところまで試合を運ばれた時点で負けなのだから。
おっと、話がそれまくった。とにかくこの試合はまさにプロレスであった。このあたりの部分、力任せなだけの中西には学んで欲しいよな。しかしあまり考えずにキーボードをたたいていたのだが、結局、気がつけば三銃士。いくら天龍が強さを維持していても、いくら大仁田が外野でわめいても、いくら長州が復帰うんぬん言っても、この3人を中心に新日は回っている。
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