« 第十七試合:Queen Of Sports | トップページ | 第十九試合:四の字固め »

1999年9月 9日 (木)

第十八試合:トップをねらえ

<前置き>
これは発行部数9000部を誇る夕刊プロレスというメールマガジンに「KING OF SPORTS」というタイトルで不定期連載しているコラムです。ここにアップするように多少の手直しが入る可能性もありますが。
</前置き>

日高のり子は関係ないっす(って、誰がつっこめる)。

三銃士世代も年を取った。その下の天山、小島、永田、中西も若いとは言えない。猪木、馬場らがその年齢のころどうだった?藤波、長州、鶴田も含めて真のトップに立つには相当時間がかかった。

過去のプロレス、つまりは新日、全日においてエースはオンリーワンであった。いうまでもなく猪木であり、馬場である。ドラマは常にそのエースを中心に回っていた。トップのレスラーとして闘うだけではなく、社長として会社を切り盛りし、監督としてドラマも作ってきたのだ。

鶴田はトップにたった。が、その期間は結局短かったし馬場の作った舞台の上でしかなかった。藤波も自らドラマを作ることには苦心したし、ついには真のトップに立てなかった。長州とのドラマも、所詮は猪木の下でのもめ事。長州はそれに気づいたのか、猪木の下を飛び出した。自分で会社を興し、興業もやった。が、いかんせんドラマ作りの才能がない。結局は馬場の下で演出してもらい、煮詰まったあげく猪木の元へ戻ってきた。だが、その経験は無駄ではない。この三人の中で唯一自分の世界でトップをはったのだから。今の(実質的な)位置をみてもわかる。藤波は今になってようやくドラマを作る権利を”与え”られ動き出そうとしている。

さて現代の一線のレスラー達。三沢はどうだろう。ようやく馬場の手から離れ、これから真のトップとなっていくだろうか。いや、そうとう苦しいはず。ライバル連中が三沢の引き立て役にはならないだろうし。また、亡くなったことにより、永遠に馬場の呪縛から逃れられないのではないかという心配もある。
 橋本は、前にも言ったが何度もチャンスをもらいながらドラマを作り損ね、結局は会社のいいなり。健介も同じ。今更の高田戦がどう転ぶか。蝶野はある意味会社に認められて、ドラマ作りを任されている。それは実績あってのこと。結果的に蝶野の作ったnWoジャパンを乗っ取った武藤、レスラーとしては超一流だが、長期的ドラマは作れない。自分のことしか考えてないみたいだからね。今のnWoが変則的な正規軍でしかないのはそのせいだ。

なんにせよ、もうみんな若くない。インディー系は別として、現役レスラーとして本当にトップに立てるのは三沢だけかもしれない。真の求心力をもった、本当のカリスマはもう現れないのか!誰か、一気に抜け出してくれ!

|

« 第十七試合:Queen Of Sports | トップページ | 第十九試合:四の字固め »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第十八試合:トップをねらえ:

« 第十七試合:Queen Of Sports | トップページ | 第十九試合:四の字固め »