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2000年4月26日 (水)

第二十ニ試合:What is Jr?

<前置き>
これは発行部数9000部を誇る夕刊プロレスというメールマガジンに「KING OF SPORTS」というタイトルで不定期連載しているコラムです。ここにアップするように多少の手直しが入る可能性もありますが。
</前置き>

ちまたでは橋本引退問題一色ですね。あと中継のさまざまな問題も。大阪ではこれを書いてる前日に、レギュラー枠でのドームの試合が流れました。これで新日Jrのヘビー級挑戦カードは全てでしょうか。

カシン、永田戦。一番Jrが勝つ可能性があった試合ではないでしょうか。関節技を極めているというのは、ウェイトに関係なく、パワーに関係なく勝つ可能性をもっているということ。これは垣原に負けた健介の例を見るまでもない。キックを封印し、パワーで押さずにテクニックで勝負しようとした永田は上記健介のごとく油断したのではない。レスリング勝負で勝つことに意味を持たせたかったのだろう。これはウェイトに関係ないレスリング。想像通りいい試合だった。蹴りを出させた時点で、ある意味カシンの勝ちかもしれない。が、これはJrのヘビーへの挑戦という視点で見る試合ではない。。。

金本、フライ。文句なしに凄いです。誰がってフライ。すっかり最高級のヒールレスラーとなっていますね。フライって何kg?Jrと大きく差があるようには思えないんですが。ま、金本にちゃんとやらせておいて、しっかりとしめ、最後の技は凄かったっすね。ヒールホールドと呼ぶには惜しい。なんか良い名前考えて欲しいぐらいの技でした。最近ネーミングセンスがないもんね。おっと、このネタはまた今度。結局、Jrの喧嘩王?金本も子供扱い。

大谷、小島。この試合が一番今回のテーマにぴったり来ていたような気がします。同じ浜口道場出身で、キャリアも近い。技術論ではなく、Jrの勢いを小島が受けとめ、小島の攻めを必死で返す大谷。良い試合でした。が、終わってみればまだ小島に余裕が。。。

ライガー、健介。だめすぎ。健介に余裕を見せろ、というつもりはないですが、いきなりラリアートニ発はないでしょう。それ以前にライガーもいまいち。えらそうなことを言ってるが、橋本とやった時のような驚きはありませんでした。正直橋本、佐山とやった時のスタイルでやってほしかった。本気であるという証明に。逆にいうとあのスタイルでないということは本気でないという言い訳に見えてしまいます。GIに出られるのなら、真夏でもあることだし、わざわざ不利な今の全身タイツでやるのはやめてほしいな。ファンに夢を与える前に強さを見せたいのならなおさら。

ということで、ヘビーに迫るJrというものは感じられなかった。私の中で記憶をたどると、わずかに知っている藤波Jr時代。ヘビーのトップレスラーが少ない時代ではあったが、普段はあまり線引きなどなくヘビーと戦っていたような気がする。タイガーマスクは時々タッグでスーパーヘビーの選手とからみ、軽快な動きで翻弄してみせた。越中、高田組は、越中のヘビーに通用する打たれ強さと高田の関節でタッグリーグ戦で大活躍した。ヒロ斎藤、保永などは、そのうまさとずるさでヘビー級をくってた。言うまでもなく全日のJr戦士はヘビーにもまれている。

新日Jrは今の枠組みができて以降、そう、佐野が抜け、AKIRAがライガーに勝ち逃げして以降、明確な線が引かれてしまいました。新日Jrという”形”ができてしまったのです。一生Jrのライガーはともかく、大谷、金本もヘビー級への転向はしないらしい。Jrのままでヘビーに挑戦もいい。だけどその枠の中に押し込められるぐらいなら、ウェイトを付けてヘビーに飛びたてよ。Jrを卒業しないのはライガーだけでいいのではないか?新日では。これは会社にいうべきなのかな。

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コメント

あいかわらず新日Jrはだめですな。
強いというイメージはありますが、
結局のところJrという枠が強すぎて。

投稿: ごるご十三 | 2005年12月 2日 (金) 21時28分

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