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2001年3月10日 (土)

第二十八試合:新日派閥

<前置き>
これは発行部数9000部を誇る夕刊プロレスというメールマガジンに「KING OF SPORTS」というタイトルで不定期連載しているコラムです。ここにアップするように多少の手直しが入る可能性もありますが。
</前置き>

全日が崩壊したころ、新日格闘技路線:猪木:プライド:Uというライン、新日純プロレス路線:三沢派:インディーJrという2つの枠組みと、それに対抗するのは全日:WAR:FMW連合だというコラムを書いた。が、実際にはさらに混沌とした状態となっている。全日:WAR連合ではなく、全日:WAR合併のような状態。天龍が入ったこと、早期に新日に手を着けたことで全日は準メジャーの位置を守っている。最初はT2000が、これからは武藤派が絡んでいく。

一方三沢派はノアとなったが、なかなか新日と絡まなかった。が、ここにきてZERO-ONEとなった橋本派が乗り込むことになった。三沢は次のカードで永田が出てくることを認めたらしいが、、、つい先日川田と闘ったばかりの永田で、本当にいいのだろうか。永田もG-EGGSはどーなのよ。

じゃあZERO-ONEって何なんだ?新日をやめた橋本が作った新団体?ならなぜそこになんのトラブルもなく永田が上がり、契約が切れたとはいえ、なんのごたごたもなく大谷や高岩が移籍できる?

結局は前回書いたように、ZERO-ONEは新日系橋本道場にすぎないのである。これまで何度か挑戦してきた新日の分社化(平成維新軍興業とかね)がついに軌道に乗ったと言うことだ。

その兆しはここ数年見られていた。格闘技戦用チームとしてのUFOの発足、これまでけなし続けてきたインディーからの人材登用による増員。これまでの新日なら十分人が足りていたのだから、中途採用(笑)なんて必要なかった。福田もそうだし、田中に至っては。。。あれ引き抜きでしょ?そういわれるのがいやで一旦フリーにさせておいて時間をおいただけで。条件はベルト?

おっと話が外れた。チームが増えて選手の取り合いが起こり、日本人を中心としたアジア人にも手を伸ばしている大リーグのように、今ノア、全日がインディー系の有望な選手をどんどんと吸収している。新日も分社化して人が必要なのだ。次は橋本が星川を、武藤が人生をスカウトするようだしね。東郷はみちのくに帰っちゃったけど、邪道、外道、田中なら上でも通用するだろうし、どこが取るかな?

気が付けばFMW/大日本組という大仁田系?団体と、さらに”ど”インディー(失礼)以外は猪木の遺伝子に埋め尽くされている。今後は新日本プロレスグループというべき(暗黙の)組織になるのだろう。

健介はIWGPチャンプとして、長州の後継者として、新日の本社を締める。蝶野は有能なメンバーをそろえ、いつでもどこでもいい仕事の出来る本社直系部署。橋本は社内ベンチャーで独立し、本社が手を付けられない仕事をする。武藤はその天才肌をもって、会社の枠を越えたチームを作っていく。成長しきって行き詰まりかけた企業を、さらに成長させるべく起こった(首切りではない)真の意味でのリストラクチュアリング(再構築)なのだ。当然大きなイベントにはグループの総力を結集するだろう。それが本格化すれば。。。ノアも全日も、新日本プロレスグループの衛星企業となってしまうのかもしれない。

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コメント

新日派閥、緩やかに出来上がったように
見えますが、本家の屋台骨が揺るいでる
ので、じんわりとノアの天下が。。。

投稿: ごるご十三 | 2005年12月 2日 (金) 21時32分

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