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2001年3月10日 (土)

第二十七試合:道場

<前置き>
これは発行部数9000部を誇る夕刊プロレスというメールマガジンに「KING OF SPORTS」というタイトルで不定期連載しているコラムです。ここにアップするように多少の手直しが入る可能性もありますが。
</前置き>

その昔、SWSは道場制を採用した。画期的なことだが、これは時期尚早だった。天龍に実力でもネームバリューでも、対抗できる道場主がいなかったのだ。発想はよかったのだが、あの顔ぶれであれば天龍一人エース制を引き、3つぐらいのチームで勢力争い、ぐらいの構図が正解だったのではないかと思う。結局各道場がそのままインディー団体と化して行った。

その後、道場制は何度か息を吹き返す。藤波のドラゴンボンバーズ、無我。これは藤波の行き当たりばったりさが明らかになっただけで消滅。リングスでは田村が自分のジムを作ったはずだが、どうなったのだろう。リングスは国単位の道場制とも取れる。一応成功しているのはパンクラスだろうか。二つに分けたはず。横浜とどこだっけ?ジムもきっちりとわけたのだが、それがどういう効果をもたらしているか、よく知らない。

が、気が付いてみると今のプロレス界は道場制に限りなく近づいている。SWSでは天龍一人であったために失敗した道場制だが、今なら出来る。蝶野道場、武藤道場(プロレス学校を作りたいらしいし)、橋本道場。時には自主興業を行い、多くは他の興業団体に選手を出す。全日は現在道場としての能力が限りなく低下しているから、興業団体としての意味合いが強い。他団体から選手を集めて興業を打つ。ノアは逆に、三沢道場。他の興業に積極的に選手を出している。

将来的には選手を抱えない身軽ないくつかの興業会社(プライドのような)と、時折自主興業を打つ多くの道場/ジムという形になるのだろう。興業団体のおかかえ社員でなくなったレスラーはバイトしないと食えなくなり、プロレスから長期的なストーリーは消滅するかもしれない。ただこのままで行くと、新日は当面どちらの意味でもトップで有り続けるだろう。興業団体としては傘下の道場から人を集められるし(この辺、次回つっこんで)、道場の機能もまだまだ落ちていない。やっぱり一人勝ちか?

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コメント

なんか、全日からスタッフが離脱し、
キングスロードなる興行会社を設立
したらしいし、ほんと、ばらばらですな。

新日、かろうじてなんとか。。。

投稿: ごるご十三 | 2005年12月 2日 (金) 21時31分

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