第三十六試合:ベルトの権威
<前置き>
これは発行部数9000部を誇る夕刊プロレスというメールマガジンに「KING OF SPORTS」というタイトルで不定期連載しているコラムです。ここにアップするように多少の手直しが入る可能性もありますが。
</前置き>
タイムリーなネタでいくと、K-1脱税問題、DSE社長自殺?問題、と来て、これでK-1とPRIDEが失速したとして、2003年はプロレスが完全に浮上?てな話もありなんですが、それはさておき。。。
何をいまさら、という感じのタイトルでしょ?今のプロレス、いや、元々プロレスのベルトのどこに権威がある、っていう考えもありますし。だとしても、伝統というのは確実にあるはずで、さらにどの団体のベルトか、というとこで、ある種の”権威”がそのベルトには備わってると思うわけです。
他団体時代であり、ベルトの数は凄いことになってる。当然ベルト本来の権威なんてものはない。誰が保持し、誰を相手に防衛してきたか、それをもってその権威を量るしかないわけです。昔風に3大タイトル、というものを、今の日本において定義してみると、
1.IWGP
2.GHC
3.三冠
ということになると思う(順不同)。しかし、今の三冠は挑戦者のつぶも小さく、伝統のみという気がする。GHCは、(悪気もなければ嫌いでもないが)小川が巻いたことによって、スケールダウンした気がする。IWGPは永田が蒼々たる顔ぶれから防衛しつづけてるので、まだまし、という気もするが、先日のバーネットしかり、初めてプロレスするような人とか、初めて新日のリングに上がるような人間に簡単に挑戦させるという点で、どないやねん、という気もする。Jrはもっとひどいわね<IWGP。
で、こんなご時世に、さらにベルトの価値を失墜させまくる男が現れた。我らが藤田だ(非ミノル)。IWGPのチャンプになりながら、負傷で返上(だっけ?)した挙句、旧IWGPのベルトを猪木にもらった。そのベルトと統一戦だ、とか言ってたような気がするんだが、どこ行った?
んで、今回のNWFトーナメント。これも猪木だか誰かの入れ知恵なんだろうけど、なんでNWFなのよ。新日=IWGP=プロレスとして、トーナメント=総合とくるなら、=NWFではなく、マーシャルアーツ世界ヘビーかなんかのベルトを出してくるべきでしょ。しかもそのトーナメントに自分が勝ち残れず、また違うトーナメントやろうとしてるらしいし。頭いてーよ。次は旧IWGPのベルト?それともマーシャルアーツ?北米ヘビーとか、新日派アジアとか?(苦笑)。
結局復活させたり、新設したベルトやトーナメントが、新日の築き上げて来たIWGPの、そしてG1の権威を下げる結果になってる。新日(猪木派格闘団体全体)が永田=プロレス路線と藤田=総合路線を並行で走らせつつ、交わらせつつ、という道を望むなら、両方の権威をちゃんと構築し、守らなければいけないんじゃない?
結局のところ、高山に昔あこがれていた(らしい)ベルトを持たせて恩を売って、新日派に完全に組み込みたかっただけなんでしょうか。ノアに戻らないように。
#私なら。。。WWFインターナショナルが欲しいな^^;
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