第四十九試合:びっくりするカード
<前置き>
これは発行部数9000部を誇る夕刊プロレスというメールマガジンに「KING OF SPORTS」というタイトルで不定期連載しているコラムです。ここにアップするように多少の手直しが入る可能性もありますが。
</前置き>
3092号で桃太郎さんも驚いてた。確かにこれは驚いた。
- 武藤敬司デビュー20周年記念試合 -
武藤敬司・三沢光晴vs馳浩・佐々木健介
確かに三沢以外は全員新日出身だ。新日時代は散々やってた仲だし。三沢が入るだけで驚きのカードとなりうる。。。わけだが、三沢は新日にもあがった。でも、この3人はその前に新日を離脱している顔ぶれであり、馳対三沢、健介対三沢、そして武藤、三沢組という夢のタッグに、往年の名チーム、ハセケンが闘う。こりゃ驚きだし、夢がある。
新日は今全方位外交状態だ。というより、多分ゼロワンとプライド関係の選手以外、新日から声がかかって選手を出さない団体は日本にないのではないだろうか。新日:K-1連合と、プライド:ゼロワン同盟。それ以外の団体は、今のところ呼ばれればどっちにも行く、という印象が強い。
ま、ハッスルなほうの話はおいときまして、新日。これだけの状態にあって、誰でも呼べる状態なのに、夢のカードが組めない。提供できていない。マニアックに見たいカードはG1でかなり実現してるはずなんですが、TVでやってないから良くわかんない。それもまぁ鈴木みのるや高山と、ウルフとか柴田とか、西村とかのからみを見せろ、とか、150kg対鈴木みのるは。。。とか、ほんとマニアックな楽しみ。
あれだけ凄い外敵軍がいるのに、夢のカードが組めない。多分、昨年のように秋山クラスがG1に参加してれば。。。だめか。多分小橋か三沢でないと。。。それでも少し苦しいか?そんな有様だ。
理由は簡単。全方位外交やりすぎて、もう禁断の、とか夢の顔合わせが消滅してる。鈴木VS健介も完全にタイミング外しちゃってるし、そもそもどっちも外敵だし。すでにノアの選手も結構上がってるから新日対ノアも本格的な抗争やらんかぎり盛り上がらないし、新日対全日も、今の段階では新鮮味がない。元新日の選手ばかりだから。ところがだ、ノア対全日は、やはり禁断の、絶対に実現し得ないと思われていた顔会わせだ。いくら全日の中身が元新日の選手ばかりでも、少なくとも新日マットでほとんど顔をあわせていないわけだし。
結局のところ、夢を語れたのは新日、全日の二団体時代が最高だった、ということになる。当然当時のアメリカンプロレスの派閥関係もあり、絶対に実現しえない、と思えたカードがいくらでもあったもの。
だから今、新日は必死で「実現が難しいんだよ」宣伝を打ちまくっている。そう現IWGPチャンピオンの藤田だ。藤田がごねてることにして、実現までの道のりに障害がいっぱいあることにして、もったいつけることによって、あたかも「夢のカード」であるかのように。。。
何、調子に乗ってるのよ、所詮新日関係の選手じゃん。つまんねー試合しか出来ないくせに、藤田。。。というのが私の見方なんですが、ま、そうやって藤田の値打ちを上げることによって、「夢」のカードにしたいのでしょう。本来、プロレスのチャンピオンが、巡業に参加しない、めったにタイトルマッチしない、団体の言うこと聞かない、なんておかしいんですよ。勝手にプロモーターがタイトルマッチを指定して、やらないのなら返上、もしくは没収するのが普通。でも、巡業にも参加できない、スポットでしか試合できないであろうけど、とにかく強い(はず)のチャンプを床の間に飾ってるわけだ。
で、藤田に負けさせるわけにもいかないし、ようやく再浮上してきた天山も傷つけたくない。だから、最近えぇ仕事しまっせ、な健介なんだろうな。家族以外にも、食わせなあかん人間が増えてきたし、がんばりどころですな(苦笑)。
#いかん、また本題から外れたところに落ちた。。。
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