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2006年6月29日 (木)

第五十六試合:商品価値

<前置き>
これは発行部数9000部を誇る夕刊プロレスというメールマガジンに「KING OF SPORTS」というタイトルで不定期連載しているコラムです。ここにアップするように多少の手直しが入る可能性もありますが。
</前置き>

前回森嶋ネタを書いて、桃太郎さんに送った後で対三沢戦のビデオ見て、あぁ、森嶋=テリー・ゴディ説、高山に言われちゃってるじゃん、って軽くショックを受けてたり。まぁいい解説者だわね、高山。

次は。。。鈴木みのるネタのつもりだったんですが、一つかなり前から暖めっぱなしで腐ってたネタを思い出したのでそいつを。

それは。。。商標権とかの問題。特に団体側の”商標権”の管理だ。HG、じゃない、本物のほうのレーザーラモンはWWE出た時にその名前が使えなくなった。ブロック・レズナーは本名なのだろうか、その名前までは剥奪されなかったものの、F5という技の名前が使えなくなったとしか思えない。詳しく知らないけど。

選手のキャラクター、技、そういったものの名前を作りあげ、価値を高めていくのは選手の力だけではなく、団体の力でもある。WWEなんかはその究極なんだと思う。だからこそ、WWEで上げた価値で、他所で商売されちゃ困るのだ。

ところがだ。日本では新日ですらこの辺は無頓着だ。ぶっちゃけ長州が新日を出た時に、”長州力”という名前を使わせない、ということもできたはずだ。パワーホールも、スコーピオン・デスロックすらも。けつの穴が小さい、という指摘は間違っている。商品としてそれは会社の持ち物であるはずだから。

橋本真也がZERO-ONEを作った後、ハッスルとかに出たりした時、まぁそれ自体はいいんだけれど、”あの”テーマ曲が流れた時にはある意味不快感があった。元々新日の、ドーム大会用の曲じゃなかったのか?それが他団体で流れるのは。。。新日の橋本として他団体に出るのならともかく。。。

多分、ハッスルはその辺ちゃんとやると思う。浜田が他団体になんとかZで出ることはないだろうし、ジャイアントバボのまま他団体に出て行くこともないだろう。それまでのキャラクターを全て捨てさせて、全力で新しいキャラクターを作ってるんだもの。それを大事にしないとしたら、それはそれでどうしようもない話。

まぁそういう事例を見る前に、ハッスル自体が消滅したら訴訟を起こす人もいなくなるんだろうけど(苦笑)。

ということで、日本の団体ももうちょっとこの辺をちゃんと考えたほうがいい。せっかく育てた選手が、会社が作り上げたキャラクター持ってよそで商売始めちゃうんですよ。やばいっすよ。プロレス界全体のために、、、とか綺麗ごと言ってる場合じゃないっすよ。

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