[四方山話]第24夜:ダンデライオン
こう見えても涙もろいほうなんです。人前でわんわん泣きゃしませんが、一人でTV見てたり小説読んでたり漫画読んでたりしてて、ついほろっと。そりゃもう世間的にはしょーもないといわれるもんでも結構泣きます。ベタなお涙頂戴ものよりも、これでもかっていう正統派の感動シーンのほうが泣けます。
音楽でも、これは泣けるってのがあります。ラフマニノフのラプソディの一節とか。でも、これは「ある日どこかで」という映画のせいです。最近は映像から音楽に入ることが多いので仕方ないのですが、純粋に曲だけで泣けるのがあるんですよね。。。
それが「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ~」。えぇ、松任谷由美ですとも。。。。
実はね、松任谷由美、めちゃくちゃ嫌いなんです。基本的に「好き」と「どうでもいい」の2つの判断基準でアーティスト見てる私なんですが、ごくわずかな何人か、途轍もなく嫌いな人がいるわけ。平井堅とか(声が我慢できない)。松任谷由美は。。。顔も、声も、(作ってるかもしれないけど)ライフスタイルも、発言も、その全てが嫌い。。。
ただ。。。その才能は本物。でもね、あの声じゃなければね。。。
ということで、私が泣くのは原田知世のバージョンなのです(w。
これを最初に聴いたのは、多分中学3年。もう20年以上前です。確か「セーラー服と機関銃」のブームで薬師丸ひろ子に興味を持ち、「探偵物語」を見に行って、その酷さに愕然としつつ、同時上映の「時をかける少女」見て原田知世にはまったという、同世代なら結構いるパターンだと思いますが。。。そのころ同級生に「バースデイアルバム」とかいう身にアルバムみたいなのを借りたんです。そこに入ってたんですよね。「時をかける少女」の主題歌はまぁあれですが、「地下鉄のザジ」のカワユスさと、「守ってあげたい」もあの声じゃないとこんなに素敵なのかとか(苦笑)思いながら、最強はやはり「ダンデライオン」でした。
本当はもう少し上の年齢の大人の女性が、恋に破れて傷ついた少女に語りかける、という感じなのですが、まさに大人の階段を上りかけた(当時の)原田知世のためにある曲のように思えました。
決して上手くはない(当時の)原田知世の声がせつなくしみこんできます。そして詩もすばらしい。ちっ、やっぱすごいよ松任谷由美(苦笑)。
今回は過去のアナログ資産整理のために、可能なものはレンタルしちまえキャンペーンの一環で、あほあほな7枚の中に選ばれました(レインボー、フー・ファイターズ、CCR、スレイヤー、ボンジョビ、沢田研二、原田知世)。久しぶりにあの声を聴きたかったのです。
借りたのはこれ。ただし廃盤らしいので、一般的にはこっち?
Amazonのレビューでは、上のほうのやつは当時の音源で、後のはアレンジされてる、とかなので、こっちのBESTに期待するものが入ってるかどうかわかりませんのでご注意を。
ということで、昨日久しぶりに聴いたわけです。昔はヘッドフォンで自分の世界に浸って泣いてたもんですが、昨日はNIROの広がるステレオ感に包まれて、やっぱうるうるしてました。20年たっても成長してない、というか、(私にとっての、というか私だけの)不変の名曲なのかなぁ、とか思って勢いで書いた(苦笑)。
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