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2005/03/24

[書籍]魔魚狩り


36

「フライの雑誌」なんて雑誌は読んだことなかった。
当然マニアックなフライの人なんて敵だと思ってるし。
で、こんな本がそういう会社から出る、というのは
何故?何か裏が?とか思ってたんですが、
昨日飛行機乗る前に本屋で発見、ぱらぱらと
眺めて、それがゴカイ、いや誤解であることが
判ったので買った。もう少しで読み終わる。
読み終わったら、本家のほうで感想文書くとして。。。

とにかく、バス駆除派だろうが擁護派だろうが、
全然興味ない人だろうが、とにかく読んで欲しい。
この国の農林水産省、国土交通省、環境省が
一体なにをやってるのか、それにまつわる業界やらが
何をやっているのか、その一端が垣間見られる。

いろいろな考えがあると思うけど、この作者は
バスに関する両派閥に見られる感情論に
走ることなく、環境にも、水産にも、釣りにも
偏らず、非常に冷静な視点で見られている。

つっても、文章的に硬いものになっていないので、
読みやすいもの、楽しめるものにもなっている。
バス擁護だから勧めるのではない。
日本の(特に)内水面が置かれている生の状況に
接することが出来る(資料ではなく)貴重な読み物だ。

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