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2009/02/06

春鹿『立春朝搾り』

Rimg0079 ちょいとピントが甘くてもうしわけないんですが。。。いや、ぶれてる(苦笑)。。。

あんまり銘柄指定で呑まない私が、というか、もう10年ぐらいやってる月一飲み会なOFFで、通いまくった「多羅福」という京橋のお店がありまして(過去形)、そこで置いてる地酒を一通り飲んで、コストパフォーマンス最高と全員の評価を得たのが「春鹿の辛口」(とかいてあった。超辛口?)。

そっからずっと、あれば「春鹿」とよそでも頼む面々だったわけです。

私自身、「はちまき」で「菊水の辛口」にはまるまではこればっかでしたから。

そのお店が二つともない今日この頃、さびしいかぎりなのですが、今でもOFFで行く店で、見つけるたびにのむのが「春鹿」なわけです。

で、Mixiのほうで春鹿の蔵元の方と知り合い、春鹿のサイト見たりして、2月の土日限定の酒蔵見学に来週赴くことになっておりました。

が、それ以前に、「立春朝搾り」という限定企画があるという話を聞き、それもすごいなぁと思っていたら、最近の天八勤務モードで、毎朝地下鉄守口駅まで向かう中、その酒のポスター?のある酒屋を見つけたんです。「予約限定」の文字とともに。

こういう気合の入った店もあるんだ、と思いつつ、開いてる時間にそこを通ることがなく、ずっとスルーしてたんですが、本日、天八>京橋>天六と戻り、またも「春駒」宴会となって、しかも定時あがりでいきなり安寿司屋宴会だったもので、そうそうにお開き。その帰りの時間ですとまだあいてたのです。というか店じまい中で。

思わず覗き込んでたら店主に「どうぞのぞいていってください」との声をいただき、遠慮なく。

京阪百貨店ぐらいしかましな酒おいてるとこないなぁ、とおもってたんですが、すげぇです。「まえだ」というお店で、市役所のそばなんで、多分まにあは知ってて当然の店なんでしょうね。これはいい店見つけたわ。

んで、春鹿話をいろいろして、「来週酒蔵見学いくんですよ」とかし、「立春朝搾りは全国の酒屋が集まって、搾るとこからラベル貼りまで一緒にやるんですよ」なんてお話を伺ったりして盛り上がってると、「予約より多い目に仕入れてるので、まだあるんですよ。これも縁ですから」と勧められゲット。

Rimg0080 すでに「春駒」で4合呑んじゃってるし、つまみもないのでほんの少し味見。

まず一口。。。の前に香り。

うわ、何これ。強烈な吟醸香。

まえだのおやじさん曰く「去年より甘みを抑え、酸味が強いすっきり辛口に仕上がってます」の通り、かなりの酸味。

ワインでもコーヒーでもなんでも、酸味の強いのは苦手な私ですが、この酸味はたまらん。

「辛い!」という感じではなく、かといって「すっぱい」という酸味でもなく、酸味の強いからさ、とでも言いましょうか、口の中に広がる香りと、舌の面一杯にひろがり、ここちよく突き刺してくる酸味。つーか、「酸味」と書くと、自分でもいやな「酢」な感じの味を思い浮かべるんですが、そうじゃなくて、吟醸香をそのまま味にしたような、と想像してください。そいつが舌に絡みついてくるわけです。うーたまらん。

当然今時の辛口系ですから、酒の味自体はさっぱりと消えていき、その香りというか酸味部分だけが舌にずっと心地よくのこる(えぇ、つまみもなしなもので)。ほんとこれはすばらしい。

「縁」、まさに縁ですね、こういう酒とめぐり合うのは。じっくり楽しむこととしましょう。晩酌ではなく、じっくり一杯だけ、飲むような感じで。

さぁ、来年は予約入れるぞ(苦笑)

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コメント

話題が違うのでアレなんですが

2005/01/20
[昼食]いもたこなんきん@京橋

の記事ばっかりスパムがつくように思います。
そうでもないのかな。

まぁ、いずれにせよ、フシギなのですね。

投稿: Kenneth.K | 2009/02/11 20:25

そうですねぇ、なんでしょねぇ?
ということでけしときました。

投稿: ごるご十三 | 2009/02/11 20:37

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