北海道旅行2009年(通算1回目)'09 04/07(Tue) その2 バラ買ってゴー。
Kenneth.Kです。
女性にね、
ちょっとね、
バラをね、
贈ったんですよ。
以前、オーストラリアでボケボケと波乗りをしていた頃に
お世話になった女性に会うことになった。
札幌に住む彼女とはなかなか会う機会がない。
オーストラリアで別れて以来、8年ぶりか。
思えば随分と長い間不義理をしたものだ。
初めての海外旅行、それも一人旅で、
サーフボードを抱えてオタオタする自分は
上か下かは言わないが20歳離れた彼女に随分とお世話になったものだ。
自分は今でも未熟であるが、当時はもっと未熟であったので
随分と彼女には無礼をしてしまっていただろう。
そうなるとやはり
手ぶらじゃ悪い。
長い時が経ってしまったがお礼参りだ。
キチンと『その節はお世話になりました。』と言いに行こう。
彼女がバイトをしている寿司屋さんで待ち合わせだ。
ちょうどバイトが休みの日だというので
彼女の昼の経理の仕事が終わってから寿司屋のカウンターで待ち合わせだ。
ちょうどいい、寿司屋さんにバラを持っていこう。
寿司屋さんには謎の人物に思われるだろう。
ここがポイントである。
あの頃、お世話になった人たちは主に4人。
その4人とも女性。
そういうわけでバラを4本、花束にしてもらおう。
おぉ、フォアローゼスではないか。ウィスキーは普段飲まないけど。
花屋なら寿司屋さんに行く途中にあるだろう。
たしかにちょっとバラはどうかとも思ったのですが
上か下かは言わないでおきますが20歳離れた女性ですし、
下手に小細工するよりもいいだろう。
そんなわけで味噌ラーメン食べて、ホテルに戻って
一服して、羽田で買ってきた『るるぶ』を眺めて(羽田で買うなよ)。
街を散策する意味合いでも早めに出たら
ホテルを出てすぐに、るるぶに出ているバーを発見。
その2件隣が花屋。
札幌の町はなんと便利なことか。
花屋に入って、真っ赤なバラを4本注文。
『作っといてください。』
と、お願いしたら、一旦花屋を出まして。
待ち合わせの彼女には
『先に飲んでて。』
と、言われたがそれは寿司屋での話。
先にバーに入ってしまう。
あぁ、随分と僕も8年の間に汚れてしまったんだなぁ。
花束を買うのに飲み屋で寄り道とは・・・偉くなったものだ。
3杯飲んで、時間に余裕を持って店を出る。
花屋に戻って、花束を受け取ったら寿司屋さんを目指す。
ススキノの街は碁盤の目になっているので慣れれば分かりやすいが
慣れていないと自分がどっちに向かっているかを誤解しやすい。
そういうわけで、定番どおりに迷いましたよ。
どうにもお約束です。
バラの花束を持って、道に迷うというのはどうにもカッコワルイ。
なんだか人生に迷っているようでもある。
なんとかススキノ交番の前に出る。
自分の持っている地図と交番の壁に貼ってある地図を見比べる。
おぉ、寿司屋さんはこの交番の裏らしい。
と、そこで立っていたお巡りさんが
『どうしましたか?』
と、声をかけてくる。
二人で地図を見ながら行き先確認。
やってしまった。
ススキノで警察のお世話になってしまった。
と、そんなこんなで待ち合わせの場所である寿司屋さんに到着したのでありました。
彼女はまだ来ていなかったので
お店に花を預けて、カウンターに座る。
あぁ、花の写真を撮り忘れてしまった。
今回はホントに花だったのに。
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