バンドル、ハンドル
Kenneth.Kです。
昨年からカツオ釣りにはこんなリールを導入しています。
これの50番ですね。
中古で1万5千円までは行かなかったかな?
くらいの値段。
中古屋でもよく出てます。
いわゆる石鯛リールの廉価なシリーズです。
選択の基準としましては
・最大ドラグが12kg(実用で6~8kg?実用値の表記がないのだ。)
・糸巻き量が多い
・安い
・丈夫
・ハンドル1回の巻き上げ量が多い(つまり速い)
いわゆる沖釣り用のリールだと実用ドラグが8kgくらいのリールは少なく
チョットお高い、大きな番手のリールになってしまうんですが
石鯛リールならばパワーと糸巻き量のあるリールが安く手に入るわけです。
そういう意味ではお勧めなのです。
カウンタや平行巻きはなくても大丈夫。
道糸の色と目印でタナを測ればいいし
ちょっと指で糸をずらしながら巻けばいいんです。
糸がふけたときに平行巻きのガイドに絡むこともないし
慣れれば問題なし。
でもって、中古で買ったんで、糸が巻いてありました。
中古屋で買う前に、レジ前で
『この太さのこの糸なら絡まないだろう』
というわけで、一旦全部出して、スプールの腐食を確認したりして。
お店には事前に話しましたけど、嫌な客だよなぁ。
で、買ってきてから、この糸は全部出しちゃって
傷んだらドンドン切っていくのだ。
シンディ・ローパー?
と、ここまでは去年買ったときのお話。
で、今年のカツオシーズンになってから引っ張り出してみたら
ドラグの滑りが悪い、ギギギと音が出たりもする。
基本的にリールの分解は苦手なので
出来る限りしたくないのですが仕方がない。
写真を撮りながら分解してなんとかやってみましょう。
ハンドル外して
カバーを外したら
うん、ちょっと汚い。
ドラグワッシャーは乾式でこの順番で。
奥に見える金色のお皿に入ってるのだ。
中身はこんなの。
拡大するとこんな素材。
なんかキラキラする粒々が入ってます。
オイルクリーナーをスプレーして
拭いて、乾かして
うん、キレイなもんだ。
んで、こいつにグリスを入れてやって
あ、シ〇ノのグリススプレーしかないけど、まぁいいや。
んで、カバーを戻して
ハンドルを戻して、ナットをしめてっと・・・
と思ったら、締めすぎでナットの山を潰してしまうという大失敗。
さて、こまった。
そういえば、このリールは使っていて
巻き上げのときに重く感じるんだよね。
巻き上げ速度が速い分しょうがないんだけど。
いい機会だからハンドルも長くしたいな。
どうしようかっな?
というわけで、
父ちゃんの電動リールの古いやつから
部品をもらっちゃいましょう。
カツオ相手に高い別注ハンドルなんて買う必要ないし
山の潰れたネジの問題もこれで解決。
移植。
ちゃんと、ネジもハンドルも寸法が共通してるのね。
なんかかえって、ハンドルは安っぽくなったが
気にしてはいけない。
グレーのボディーに黒のハンドルがどう見てもおかしいが
気にしてはいけない。
犠牲者側のハンドル回り、ちょっとサビ出てた。
これだけハンドルが長くなりました。
ハンドルノブ側もかなり錆びているが、
ま、いいでしょ。
これだけ長くなれば、巻き上げるときの感触もきっと軽いはず。
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と、これだけやっておいて
使わずに2010年のカツオは終わってしまったのでありました。
ダメじゃん。
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コメント
長いほうのハンドル
バランサー付いてへんやん
投稿: ささき | 2010/12/15 11:37
贅沢いうたらあきませんって。
投稿: Kenneth.K | 2010/12/17 03:29