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2015/12/11

実は煮込んでないかもしれないと思いたくなるカレーうどんだったのだが

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Kenneth.Kです。

二○一五年九月某日の二〇時五十一分、大鱚剣之介は所要で名古屋にいた。

半剣半漁を生業としている身ではあったが、ここのところ漁がとんと減り
勤めが大半を占めるようになっている。
今回の名古屋入りもその勤めの一環でのことであった。

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ほほぉ、ここは卓上にいろいろあるのだな。

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牛すじカレー煮込み(うどん)が一押しらしいが

ここはやはり最も単純なものでないとなるまい。

先の二件が響いたたのか、いつにもまして慎重にならざるをえない。

『カレー煮込みうどんをたのむ』

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うむ、煮込みらしく土鍋仕立てか。

なかはまだぐつぐつと煮えておるな。

これは気をつけねばならぬ。

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うむ、よく煮えておる。
これならば期待が持てるというもの。
どれ一口。

硬い。

鬼平といえども顎を外すような硬さである。
例えるなら刀削麺の一番太い部分の茹で上がってない部分をさらに強調したような硬さである。

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この左のヘアピンカーブ、この折り目にいたってはなかなかの硬さである。

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アルデンテどころではない。

煮込みうどんにこの硬さ。

こうなると名古屋は総じてカレーうどんが硬い。

ここまでの硬さとなると某としては付き合い難い。

名古屋は顎の丈夫な町なのよのぉ。

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ぶつぶつと言いながらもスープまで完食。

三連続はこたえるかと思ったが

ツユまで飲めるのはやはりカレーのなせる技か。

名古屋のカレーうどん、平蔵殿になんと言おうか。

店を出て、剣之介は頭を抱えるのであった。

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