文化・芸術

2009/08/20

横浜ローザ

Kenneth.Kです。

8/14(金)に一人芝居横浜ローザを見てきました。

横浜の伝説の人であったヨコハマメリーさんを元に

五大路子さんが演じております。

昨年の秋にドキュメンタリー映画の方をみまして

お芝居の方も見たくなったのです。

僕はよく知らなかったのですが

横浜界隈だと、今だって『見たことある。』と言う人が大勢いる伝説の人。

戦後の横浜で夜の街に立ち続けていたという、昼間もいたらしい。

そう、横浜の闇とも言える部分だ。

特にこの数年は今年の開港150周年に向けて、その闇は整理され続けてきた。

最近になって、上州屋とタックルベリーがある関係で

その街に出入りするようになった。

ちょっと頑張れば、ランドマークタワーや、みなとみらい、中華街から歩ける範囲にある

歴史的な闇。

そんな自分が最近接している街の伝説。

それに触れてみたかったのです。

同じく釣りの関係で沖縄に行くようになり

『米軍が・・・』とか『戦争は・・・』とか、そういう話題も耳にするのですが

もっと身近にもそれはあったのだと、改めて確認できるのです。

いや、まぁ、沖縄の方は現在進行形なとこもあるのですけど。

赤レンガでその舞台をみて、中華街に電車で出て買い物して、

釣り道具屋も見ておきたいので、そのまま歩いて

日ノ出町のタックルベリーへ。

途中、伊勢崎町を端から端まで歩いて、伊勢崎町ブルースの碑を見たら

日ノ出町に抜ける。

そう、奇しくもメリーさんがいたエリアだ。

いつもと違わない風景ではあるが、思い入れは少しだけ違う。

それでいいと思う。僕はなにもしないし、なにもできない。

来年3月、鍋田さんがガラスの個展で横浜にやってくる

それに合わせて、ささき師匠も豚足を食べにやってくる。

豚足麺は中華街で、豚足うまには日ノ出町の駅前だ。

そう、横浜ディープツアーはこのコースの予定なのだ。

かなり歩くことになるとは思うが

歩きながらガラリと風景が変わっていく様は

横浜のあのエリアの醍醐味だと思う。

未だに整理され続けている闇が、来年3月までどのくらい残っているだろうか。

それは心配でもあるのだが

感性のすばらしい人たちにぜひとも見てもらいたい。

メリーさん、あなたの居場所を見てもらいますね。

僕は実際にメリーさんを見たことはないです。

お芝居を見ているときに隣の方(40位?女性)が

『あぁ、あんなだったわぁ。』

と、こぼしたのが印象的でした。

※※

1週間前にネットから席指定なしでチケットをとったのですが

舞台を横から見る方向ですが最前列でした。

堪能しました、はい。

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